2008年08月15日
プロジェクト未来なはの経緯
▼2007年の活動の新聞記事
プロジェクト未来なはは、2003年11月に『「プロジェクト未来なは」実行委員会』として、発足しました。
当時教育長であった、仲田美加子氏の「若者(青少年)の健全育成がまちづくりにとって大切なのに、
それに対する予算が少なすぎる」という想いから、篤志家の上原清善氏にお願いに行き
500万円の寄付を頂いたことがきっかけで始まりました。
那覇市教育委員会担当課では、このお金を「若者の主体的な意思によって使えるように」ということで、
当時那覇市内で若者を主体として活動していた団体や個人に声をかけ、
『プロジェクト未来なは』実行委員会のメンバーが集まりました。
ここで集まった若者達は、「どんなことをやるのか」「自分達は何がやりたいのか」ということを議論し合いましたが、
お金を大切に使おうとするあまり、思いきった企画実行ができず話し合いが続くことになりました。
2004年からは、「出てきた企画はやろう!」ということで、単発の企画が次々実行されていきました。
そして、寄付金から始まった活動は、認められ那覇市の予算に組み込まれ
「プロジェクト未来なは事業」として実施されることになりました。
2005年後半頃からは、企画を実施するために、会議の回数が増え、
四代に集まるメンバーが減っていくということが起こりました。
そこで、プロジェクト未来なはの目的の確認などを行い
「僕らのゆめ未来は僕らがつくる!チャレンジネットワーク」というキャッチコピーをつくり、
「若者が、自ら考えて行動できるような機会をつくり、人材を育成し、
若者同士や地域とのネットワークをつくることによって、活力ある未来の「なは」を創造すること」を目的とし
活動し直すことになりました。
しかし、若者の世代交代が毎年繰り返される中、「やりたい!」という企画が出にくく、
企画を立てても実施する人材が集まりにくいという状況になり、
集まれるメンバーに負担が集中するということがおこっていきました。
そこで、2007年から、プロジェクト未来なはがイベントなどを企画するのではなく、
「何かやりたい!」という高校生や大学生などの若者が、
企画づくりを学び、企画をつくりそれを実践し、振り返るという流れを持つ
「僕らのアクションプログラム」というプログラムを開発し実施しました。
その結果、「何かやりたい!」という自発的な意志を持った新しい高校生や大学生の人材発掘につながり、
プログラム終了後も、プロジェクト未来なは加盟団体のメンバーとなるという
つながりができ成果を挙げることができました。
また、ネットワークに関わることへの青年団体の負担を軽減させることにもつなげられました。
しかし一方では、若者と教育委員会等とのコミュニケーション不足や、
事務局への負担も大きくなることがわかってきました。
これらの経緯と今年度見えてきた課題を踏まえながら、若者と教育委員会等の大人が力を合わせ、
これから現れてくる「地域・社会に貢献する自発的な若者」を
持続可能な形でサポートできるような仕組みをつくることを目指して、
引き続き活動を続けていくことになります。
プロジェクト未来なはは、2003年11月に『「プロジェクト未来なは」実行委員会』として、発足しました。
当時教育長であった、仲田美加子氏の「若者(青少年)の健全育成がまちづくりにとって大切なのに、
それに対する予算が少なすぎる」という想いから、篤志家の上原清善氏にお願いに行き
500万円の寄付を頂いたことがきっかけで始まりました。
那覇市教育委員会担当課では、このお金を「若者の主体的な意思によって使えるように」ということで、
当時那覇市内で若者を主体として活動していた団体や個人に声をかけ、
『プロジェクト未来なは』実行委員会のメンバーが集まりました。
ここで集まった若者達は、「どんなことをやるのか」「自分達は何がやりたいのか」ということを議論し合いましたが、
お金を大切に使おうとするあまり、思いきった企画実行ができず話し合いが続くことになりました。
2004年からは、「出てきた企画はやろう!」ということで、単発の企画が次々実行されていきました。
そして、寄付金から始まった活動は、認められ那覇市の予算に組み込まれ
「プロジェクト未来なは事業」として実施されることになりました。
2005年後半頃からは、企画を実施するために、会議の回数が増え、
四代に集まるメンバーが減っていくということが起こりました。
そこで、プロジェクト未来なはの目的の確認などを行い
「僕らのゆめ未来は僕らがつくる!チャレンジネットワーク」というキャッチコピーをつくり、
「若者が、自ら考えて行動できるような機会をつくり、人材を育成し、
若者同士や地域とのネットワークをつくることによって、活力ある未来の「なは」を創造すること」を目的とし
活動し直すことになりました。
しかし、若者の世代交代が毎年繰り返される中、「やりたい!」という企画が出にくく、
企画を立てても実施する人材が集まりにくいという状況になり、
集まれるメンバーに負担が集中するということがおこっていきました。
そこで、2007年から、プロジェクト未来なはがイベントなどを企画するのではなく、
「何かやりたい!」という高校生や大学生などの若者が、
企画づくりを学び、企画をつくりそれを実践し、振り返るという流れを持つ
「僕らのアクションプログラム」というプログラムを開発し実施しました。
その結果、「何かやりたい!」という自発的な意志を持った新しい高校生や大学生の人材発掘につながり、
プログラム終了後も、プロジェクト未来なは加盟団体のメンバーとなるという
つながりができ成果を挙げることができました。
また、ネットワークに関わることへの青年団体の負担を軽減させることにもつなげられました。
しかし一方では、若者と教育委員会等とのコミュニケーション不足や、
事務局への負担も大きくなることがわかってきました。
これらの経緯と今年度見えてきた課題を踏まえながら、若者と教育委員会等の大人が力を合わせ、
これから現れてくる「地域・社会に貢献する自発的な若者」を
持続可能な形でサポートできるような仕組みをつくることを目指して、
引き続き活動を続けていくことになります。
Posted by ゆるやかnet事務局 at 15:00│Comments(0)
│プロジェクト未来なは
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