2008年11月14日
琉球新報に掲載されました
僕らのアクションプログラムに一緒に参加した、カタヤビラが新聞に掲載されました。
夢、希望…一緒に「自分探し」 県内学生が「沖縄カタヤビラ」発足
2008年11月10日
沖縄国際大学を拠点にことし4月、学生団体「沖縄カタヤビラ」が発足。大学生が高校生に本音で向き合うことで、高校生が自分自身や将来と向き合うためのサポートをする活動を始めた。初めは表情が硬かった高校生も、年が近い先輩たちとの「カタリバ(語り場)」が進むにつれ、自分の夢や思っていることを少しずつ話し始める。副代表の福澤香菜子さん(沖国大3年)は「わたしたちの『おせっかい』をきっかけに、夢や好きなこと、貫き通せる何かを見つけてほしい」と願いを込める。
カタヤビラ発足は、代表の金城円さん(沖国大3年)と福澤さんが、同様の活動を行う東京の特定非営利活動法人(NPO法人)カタリバを訪れたことがきっかけ。親でも先生でもない「ななめの関係」である大学生との対話で、高校生の表情が変わっていく様子を目の当たりにした。仲間に呼び掛け、琉球大学や沖縄大学、社会人など、学外メンバーを含め45人で活動している。
メンバーは8月から本格的に対外活動を開始。10月下旬には、西原高校の武道場で、1年6組の39人と「カタリバ」を開催した。高校生と大学生が計10人程度のグループに分かれ、互いのぎこちなさをゲームで解きほぐした後は、高校生も大学生も、座ったり寝そべったりと心身共にリラックスした様子。生徒たちは、経験談を語る大学生の話に耳を傾け、大学生のアドバイスや考えを聞きながら自分を見詰めるワークシートを記入した。
この日、代表の金城さんは、祖母の死や発展途上国の子どもたちのために活動する友人との出会いを振り返り、「自分も人の役に立つことをしたい、という気持ちになった」と話し「みんなもやりたいことがあったらチャレンジしてほしい。環境を変えるのは自分。学校が面白くなかったら、自分で面白くすればいい」と、等身大の言葉で高校生に呼び掛けた。
比嘉志穂さん(西原高1年)は「普段は大学生と話す機会があまりない。知らないことをたくさん聞けて、とっても楽しかった」を目を輝かせた。花城大志君(同)は「嫌なことでも積極的に取り組めば楽しくなることとか、自分のためになる話を聞けた」と話し、新垣成鼓君(同)は「これから頑張ろうと思えた」と笑顔で語った。
(佐藤ひろこ)
Posted by ゆるやかnet事務局 at 01:47│Comments(0)
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